活動報告
同じ年収でも・・・
今週の個別相談会にも多数の方がお見えになりました。
そんな中で考えさせられるケースがありましたのでご紹介します。
ある2組の世帯なのですが、いずれの世帯も家族の収入は
1,300万円でした。
最初の1組はご主人33歳で、単独で1,300万円の収入。
奥様はこれから出産を控えているということで今は働いていません。
今後も働くつもりはないそうです。
車とゴルフが趣味とのことで、今乗っている車は700万円で購入。
ゴルフは月に2回は欠かさず行っているとのことです。
次の1組はご主人600万、奥様700万で1,300万円の収入。
結婚してまだ1年程度ですが、奥様は仕事も生きがいの1つであり、
これから出産を迎えたとしても、生涯働きたいと考えられています。
「いつも、ごくごく普通に生活してます」とのことで、平均的な世帯と比べて
毎月大きな出費もなく、そのためか、気がつくと毎月30万円ほど
貯金が増えていっている、とのことでした。
こんな2組のご夫婦。いずれのご夫婦もいくつかの住宅会社を
見てまわったそうですが、面白いことに、2組のご夫婦とも、
「今の収入だったら8,000万円の家が建てられますよ!」と
営業マンの方に言われたそうです。
皆さんはどう考えますか?
8,000万円の家が建てられるというのは、あくまでも今の「収入」から
見た場合で、実際には住宅ローンは「支出」、家計から出ていくお金も
一緒に考えなければなりません。
車や趣味にしっかりお金をかけたい夫婦と、来る老後に備えて多めに
貯蓄しておきたい夫婦、支出に対しての考え方がまったく違う2夫婦では、
家にかけられるコストも違ってきますよね?
普通に考えれば当たり前のことなのですが、家を売ることが第一になっている
住宅会社さんだと、こういう提案になることがあります。
是非、毎月の収支や、人生トータルでのお金のかけかた、もう少し大きく
とらえると、どんな人生を過ごしていきたいか、こんなところまでしっかり
聞いてくれる方に家づくりは相談しましょうね!