木造住宅ってどんな家?!
本日のテーマは、地盤のチェック!
本日のテーマは、地盤のチェックです。
●地盤不良は見逃せない
地盤のチェックは絶対に必要である。
地盤が不良であった場合、建物が沈下し、重大な欠陥につながるおそれがある。
地盤の欠陥は、補修に膨大な費用が発生し、場合によっては建物を立て直すことになりかねない。
敷地の環境を見るだけでなく、必ず地盤調査を行う必要がある。
以前は、地盤に対する認識が低く、調査を行わないケースが多かった。
地盤補強も十分に行われないことが多く、古い住宅をリフォームする際に調査すると、
床が地盤沈下に伴い、部分的に下がっている状態がよく見られる。
これは、建物が均一に下がらずに傾いて部分的に沈下する不同沈下である。
床が少し傾いているくらいなら問題ないと思えそうだが、住まい手にとっては、
平均感覚に悪影響を与えるおそれがあり、軽視することはできない。
●どうやって地盤を調査するか
木造住宅の地盤調査方法として、スウェーデン式サウンディング調査や表面波探査法が適している。
調査の結果によっては、地盤の補強を行う必要がある。同時に、周辺の地盤調査のデータも参照する。
また、敷地周辺の塀や住宅の基礎に亀裂が入っていないかどうかも参考にするとよい。
地盤が悪いと塀や基礎に悪影響を及ぼす可能性が高いからである。
敷地とその周辺の地形にも注目してほしい。
周辺に河川や水田などがある場合は、軟弱地盤である可能性が高いためである。
埋め立てや、盛土を行った敷地かどうかの履歴も確認しておきたい。
埋め立てや盛土は、地盤の転圧が不足している可能性がある。
ということで、安全な木造住宅を建てるために、地盤チェツクは不可欠ですね。
地盤不良による欠陥は補修に莫大な費用がかかりますから!
次回のテーマは、インフラ整備です。
乞うご期待!