お知らせ
いま考えること
大震災に伴う原発事故について、テレビの解説者が「想定外の事故」という言葉を連発しています。
この発言はいかがなものかと聞いております。
自然の力、脅威を無視した非科学的な発言ではないかと思います。
チリ、アラスカ、スマトラ地震等は今回の地震に匹敵する大地震でした。
それらを教訓にして、世界最大級の地震発生に備えた対策を考えることが、プロだったのではないか?と今更ながら思います。
責任の多くは確かに電力会社、またそれを監督する行政にあります。
しかし、この地震列島を地震&原発列島に変えてしまったのは、経済成長主義路線に追従する学者、専門家の皆さんたち。
また、経済優先で進めて来た実業を関わってきた経営者の問題です。
特にこれまで、政治を主導してきた政治家はどう考えているんでしょうか?
彼らは今何をしているのでしょうか?
自宅にてテレビを見て政府の批判だけに終わってるのではないだろうか!
この人たちの責任は絶対に免れません。
総理、大臣は前線に対しての対策支援に徹夜で当たっているのもそうですが、批判をせずに、全員で対応すべきではないかと思います。
党とか、そういう問題ではない。
政策の前に、いまは、国の危機であるにも関わらず、連立を組むとか組まないとか、残念です。
己の名誉、我欲だけのこの専門家たち、今、自分たちの反省はせずして「想定外」という言葉で逃げているように見えます。
それも自己保身だけ、逃げのコメントにしか見えません。
国民の安全第一に発言してもらいたいと思います。
厳しいと思いますが、国としての 「責任ある決断」が必要とおもいます。
また被災地の復旧についてですが、あまりにも膨大な地域であり、再興には時間かかります。
また費用も莫大です。
それに今後の再発も考えられます。
空室率は、凄く高く、富山に至っては、30%を超えるような状況だと思います。
みんなで困っている人を受け入れるような状況を作ってほしいと思います。
ここで、私たちは人間はどうあるべきかを真剣に考えなおす時期だと思います。
この事実は事実として捉え、これからのことは今までのような復興方法ではとても無理だと思います。
人間は自然との共生が基本です。
ですから、地元の復旧を考えることより、第二次大戦時の疎開という方法を取るのも一つの手であると考えます。
日本には多くの空き家もありますし、山間地の素晴らしい部落もあります。
確かに、生まれ育った土地を離れるのはつらいでしょう。
しかし、今後の日本を立ち上がれるには、それが一番だと思います。
自然との共生によって人間の心も和み、また森林もよみがえります。
また、動物たちも元気になります。
自然に逆らわず、自然との共生
森にもどる、里山や 昔の集落にいくこと。
これも凄く、心と体に平穏を取り戻すことになるかと思います。
一旦、リセットして、長い目を見て、人生を考える時期かと思う、この数日です。