木造住宅ってどんな家?! アーカイブ
本日のテーマは、屋根材! 2011.03.04
本日のテーマは、屋根材です。 ●屋根材の特徴 屋根材は、耐久性、重さ、コストおよびデザインで選択する。加えて、火災でも燃えにくい素材を使用する。 耐久性が高いのは、瓦、銅板、ステンレス鋼板である。 ガルバリウムも小口の処理さえきちんとすれば、10年以上はメンテナンスでも保証しており、コスト面も考える...続きを読む»
本日のテーマは、屋根形状! 2011.02.25
本日のテーマは、屋根形状です。 ●屋根の建築 日本建築は屋根の建築である、と言われるように、雨の多い日本では、さまざまな形の屋根が作られてきた。 日本建築は、軒を深く出すことが特徴である。 深い軒は、壁や建物本体を雨から守り、夏の室内への強い日差しを遮る。 また、伝統的な木造建築は、屋根に工夫をこら...続きを読む»
本日のテーマは、防火規定! 2011.02.18
本日のテーマは、防火規定です。 ●防火地域・準防火地域 木造住宅に関わる防火規定について説明する。 建築基準法の防火規定で、もっとも厳しい地域が防火地域で、ついで、準防火地域になる。 防火地域では、以前は木造住宅を建築することができなかったが、一定の防火性能を満たした準耐火構造の木造住宅なら建設可能...続きを読む»
本日のテーマは、外装計画! 2011.02.10
本日のテーマは、外装計画です。 ●雨仕舞を考える 屋根、外壁などで構成される住宅の外装は、風雨や日照、火災などから住まい手の生活を守るための大切な要素である。 屋根は、屋根材の下にルーフィングを張り、防水性を担保する。 瓦屋根の場合、つくりとしては下地材に瓦を載せているだけだが、瓦の隙間から雨水が浸...続きを読む»
本日のテーマは、小屋組! 2011.02.04
本日のテーマは、小屋組です。 ●和小屋 屋根を支える骨組みを小屋組という。 木造住宅では、伝統的な和小屋を用いてつくられることがほとんどである。 和小屋は、小屋梁を外周壁と間仕切の上に架け、その上に小屋束を立てて、母屋や棟木を支え、垂木を受ける。 母屋を約90mmピッチにするか、垂木を大きめにして約...続きを読む»
本日のテーマは、N値計算! 2011.01.28
本日のテーマは、N値計算です。 ●N値計算とは何か 耐力壁の柱頭・柱脚に取り付ける接合金物を選ぶ方法は3つある。 1つは構造計算を行うこと。2つ目は、建築基準法の告示(平12建告1460号)の表から選択する方法。 そして3つ目に、同告示のただし書きによる、N値計算によって選択する方法である。 この3...続きを読む»
本日のテーマは、接合金物の種類! 2011.01.21
本日のテーマは、接合金物の種類です。 ●接合金物の使用部位 現在の木造住宅は、継手仕口によって接合強度を確保しつつも、金物によって補強することが一般的である。 建築基準法では接合部における金物の設置を定めている。 金物を使わない伝統的な継手仕口は種類も多く、優れたものもあるが、加工手間などの面から、...続きを読む»
本日のテーマは、継手・仕口! 2011.01.14
本日のテーマは、継手・仕口です。 ●継手と仕口の種類 木材の架構では、接合部が構造強度を決める上で非常に重要となる。 木造の接合形式は3種類ある。 [1]接着による接合、[2]継手・仕口による接合、[3]継手・仕口に接合金物で補強する接合、または金物による接合である。 [1]は合板同士などには使われ...続きを読む»
本日のテーマは、剛床! 2010.11.26
本日のテーマは、剛床です。 ●木造の床は剛性が低い 地震や台風などの水平力に対して、耐力壁だけで持ちこたえることはできない。 耐力壁は、床面自体を固めることによって、その強度が発揮されるのである。 床面は構造的に、水平構面というが、木造住宅は他の構造と比べて水平構面の剛性が低い。 そのため、木造住宅...続きを読む»
本日のテーマは、床組! 2010.11.19
本日のテーマは、床組です。 ●床組の役割 床組には、1階の床を支える束立て床組と2階床を根太だけで支える根太床(単床)、2mを超えるスパンで、床梁と根太とで構成する梁床(複床)がある。 1階の床組は階下床組ともいい、床荷重を地盤に伝える。 2階床組は、階上床組と呼ばれ、床荷重を梁や桁などを介して階下...続きを読む»